産地作柄報告(速報)2001年
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2001年の作柄について10月上旬にお電話で話を伺いました
高生連
松林直行さんに話を聞きました。
早生は、分けつがとれていなかったので、ややすくなめの収量。中手から晩生は全体に収量が多かったです。
台風被害も水不足もなかったのが幸いしました。山間部は虫や病気の被害もなく、平野部で虫害があったぐらいです。平野部の米は、
高温で心配した白濁米もなく、虫害の黒点がありましたが、高生連では2回機械にかけてはじいているので、心配することもありませんでした。
慣行栽培の一般でも農薬使用は控えめだったようです。
早場米の売れ行きは、量的には例年と変わりませんが、無農薬よりも低農薬米の方がいつもより出る感じでした。
経済状況を反映しているのでしょうか。
加茂有機米生産組合
石附徹太郎さんに話を聞きました。
酒米の山田錦の稲刈りがようやく終わったところです。コシヒカリは、9月下旬に刈り取りしました。例年より2~3日早い感じでした。中越地方は、
病虫害もなく、また、後期も順調に生育して、例年よりやや多めの収量となりました。食味計で見たわけではありませんが、味もおいしいです。
遊農くらぶ
尾形なつさんに話を聞きました。
今年は、地域全体に収穫が10日ほど早くなりました。天候にめぐまれたおかげでしょう。一般の方々は9月で終わり、
わが家でも10月はじめには終わることができました。
作況指数では、豊作とのことですが、回りでは予想より穫れなかったという声が聞かれます。遊農くらぶのメンバーは、いつも通りで、
8俵前後というところです。
土壌分析による微量成分補給をしたコシヒカリの水田は、8俵とれ、量も質もよいことから、来年は面積を増やし、
他のメンバーも声をかける予定です。
一部山際の田んぼで心配していた虫ですが、ひどくなる前に自然といなくなり、大きな被害にならずにすみました。
庄内協同ファーム
斎藤健一さんに話を聞きました。
作況指数103でしたが、メンバーからはそれほど穫れていないという声が聞こえてきます。
ライスグレーダーにかけると全体に粒が小さいことがわかります。
春先に天気が良すぎて乾土効果が出過ぎたため、全体に追肥を控えめにしたところ、窒素分が秋口までもたなかったことが考えられます。
また、8月初旬に東北地方が冷たかったため、出穂期間が長くなったり、その後の急な暑さで登熟が均一にいかなかったこともあるかと思います。
収穫は平場が通常で、山手が遅れ気味、その差が例年以上に開きました。10月になって雨が降ったり、やんだりしていて、
さらに山手の遅れが目立ちます。
通常、はえぬきがコシヒカリより早く収穫できますが、今年は山手でコシヒカリの方が早く、はえぬきが遅くなる現象が起きました。
コシヒカリが異常に早かったのです。
いもち、カメムシは出ませんでしたが、穂の背が高く、細い感じがしました。
まだ、正確な収量や味はわかりません。これからです。
山本開拓農場
土橋敏郎さんに話を聞きました。
まだ残っています。割と遅めになってしまいました。作柄は、収量はまちまち。病害虫はひどくなかったが、低農薬の一部に倒伏がみられました。
肥料は控え気味だったがそれでも倒れました。無農薬の紙マルチの方はほとんど倒れていません。分けつが出て穂の高さがあったためでしょう。
天気は悪くなかった。やや粒にばらつきがある。味はいいのだが。
ライスロッヂ大潟
黒瀬正さんに話を聞きました。
夏の天気がよく、夜は涼しく、収量はよい。作況指数よりよいでしょう。収穫は1週間ほど遅れて、まだ続けているところです。
農薬を一切使わなくとも、大きな被害がなくてホッとしています。無除草剤の田んぼのヒエ抜きが大変でした。
カメムシに対しては、あぜ道の雑草はいつもキレイに刈り取り、バーナーで焼却。穂の出る前後1カ月は、あぜ道の雑草を一切刈り取らずに、
カメムシ君の寝倉を確保する。穂の出た直後に木酢液の散布で、今年は乗り切りました。